新しい組み合わせ |
発明はアイディアとは違う。発見とも違う。発明は「新しい組み合わせ」に過ぎない。 |
五感で覚える |
組み合わせが生じやすいように素材をインプットしておく。五感で覚えると組み合わせが生じやすい。 |
筋の悪い発明 |
子供用の抗菌下着・人工蛍・消臭装置‥‥‥儲かればいいだけの発明では淋しすぎる。 |
好きから出発 |
“必要”からの出発も悪くはない。“いいこと”と“好き”が重なるところからの出発はもっといい。 |
未来に点を打つ |
5年先の世の中をイメージする。日経ビジネスには載っていないようなユニークなテーマを具体的に強くイメージする。 |
商品コンセプト |
いきなり発明‥‥だと発明が難しい。商品コンセプトを定めてから発明すれば、発明は簡単だ。 |
ステキ・ステキ |
商品性の決め手はステキ・ステキ!。そしてビックリ!。価格は3番目、機能は4番目。 |
情報は集めない |
先行商品や先行特許を調べるのは後回し。早く調べすぎると萎縮する。 |
私は空気 |
既成概念でガンジガラメ‥‥では発明は生まれない。既成概念を破る決め手は、発明されるモノになり切ること。 |
2週間以内に実験 |
着想したら2週間以内に実験開始。3週間では遅すぎる。 |
15回失敗が基準 |
試作して実験。3〜4回目で成功‥‥なんて夢物語。失敗の繰り返しは15回が基準軸。 |
3回転3回ひねり |
出発点は拙くても良しとする。肝心なのは3回転3回ひねり。出発点から凄い発明なんて有りはしない。 |
売り方も発明 |
新しい物は売れない。発明品はもっと売れない。だから売り方も一緒に発明してしまう。 |
質の高い発明 |
いきなり質の高い発明‥‥はちょっと辛い。やはり日頃の鍛錬が物を言う。 |
起業家エジソン |
エジソンは発明家であると同時に天性の“起業家”だった。ワットもベルもイーストマンもレミントンも‥‥、偉大な発明家の多くは起業家でもあった。このことは何を意味するのだろうか? |
3つのジレンマ |
高いから売れない・売れないから高い、新しいから売れない・売れないから(いつまでたっても)新しい、無名だから売れない・売れないから(いつまでたっても)無名――必ずぶつかる3つのジレンマをどう克服するか? |
事業化のステップ |
普通のやり方とは正反対。これが発明起業塾流だ。 |
3ステップ理論 |
高いから売れない・売れないから高い、このジレンマにぶつからないためのセオリー。 |
ドラマを生み出す |
貧乏起業家のマーケッティング。決め手は5つのドラマと一つの神話。 |
ラブホテル |
ラブホテルに空気清浄機を‥‥。若い頃の恥ずかしかった話。 |
十万人に一人 |
十万人に一人を泣いて喜ばす。これがマーケッティングの入り口。 |
自己増殖 |
販売に踏み込んでからが本当のリスク。消費者が自己増殖すればリスクは無くなる。 |
アウトソーシング |
製造や販売を外部に委託するアウトソーシングはいまや当たり前。 |
資金は集まる |
発明とマーケッティングがセットになっていれば、必要な資金は必要なだけ集まる。 |
人を動かす |
トコトン動いてくれない世界でも、五つ星(疼く)なら人は動く。 |
特許長者が百人? |
5年後から特許長者(特許収入年間1億円以上)が毎年100人以上生まれる‥‥という予想がある。 |
エジソンの後半生 |
栄光の前半生から一転して、後半生のエジソンは特許裁判に明け暮れ、周囲からの尊敬をも失って陰惨な日々を送った。後半生のエジソンにはなりたくない。 |
2時間差の特許 |
ベルとグレーは、ほぼ同時に電話機を発明した。特許権はベルだけのものとなり、出願が2時間遅かったグレーは何の権利を得ることもできず失意の日々を送った。発明は一刻も早く特許出願すべし。 |
世界一遅い特許 |
出願から登録まで6年――日本の特許は世界一遅かった。 |
世界一速い特許 |
世界一遅かった日本が、世界一速い国に大変身。出願から登録まで6ヶ月のウルトラ技も可能になった。 |
先行特許調査 |
先行特許調査をタダでやる。知らないと損をする裏技 |
世界一安い特許 |
IT時代到来。特許電子調査と特許電子出願の技を磨いて“世界一安い特許出願”を実現しよう。 |
著作権の効用 |
発明に著作権登録が有効という説がある 。 |
発明者は無権利? |
特許出願後はすべての権利は出願人のもの。発明者には名誉しか残らない 。 |
実用新案は強力 |
無審査で登録になる実用新案。軽く見られる実用新案の意外な実力。 |
世界一強い特許 |
特許を侵害されても泣き寝入り‥‥の現状を解決する妙手は? |
国際特許 |
様変わりする国際特許。国際特許と国内特許の合わせ技が活きる。 |
科学的裏付け |
発明はいかがわしくてはいけない。科学的裏付けが発明をスキャンダルから守ってくれる。 |
いい人と組む |
パートナーは倫理観の高い個人がいい。共同開発は危険な落とし穴だ。 |
エジソンの母 |
“聞きたがり”のエジソンに、いつも丁寧に答えてくれたのは、母ナンシーだけだった。 “エジソンの母”に発明家教育の原点が見える。 |
本田宗一郎の教え |
何でもできる人からは何も生まれない‥‥本田宗一郎さんが若い発明家(昔の私)に教えてくださったこと。 |
発明家の素質 |
楽天的で好奇心と反骨精神が旺盛‥‥これが発明家と起業家に共通する性格。こういう人がサラリーマンや公務員になると不幸な人生になる。 |
本質癖をつける |
いつも本質を考える癖をつける。公式をいくら暗記しても発明は生まれない。 |
実験癖をつける |
思いついたら直ぐ実験。「考える人」からは発明は生まれない |
コピーはしない |
情報をコピーしてファイル‥‥これはエンジニア。発明家は頭と身体に染み込ます。 |
先ずは入門 |
とにかく発明して特許出願してみる。大した発明は生まれないけど、ここが入り口。これ以外の入り口は無い。 |
次にエキスパート |
発明家であることを自覚し、テーマを定めて日常的に素材をインプット。2〜3年掛かりでレベルの高い発明を実現する。 |
そして達人の領域 |
数十個のテーマを融通無碍に同居させ、閃きの予感に従って集中。予感はいつも的中。目指すは達人の領域。 |
発明家の生き様 |
奇人変人扱いされても、貧乏でも幸せな愛すべき人たち。 |