04年10月22日 ナイジェリア公使 ビクター・ウドエンさん 葉山の非電化工房アトリエに来訪
    

ナイジェリア公使のビクター・ウドエンさんが、葉山の非電化工房に来訪されました。
ご一緒されたのは、佐藤洋二さん(アルバエンジニアリング代表)と和智一郎さん(NPO東京国際言語技術センター会長)のお二人。

来訪の目的は、非電化製品の見学と協力の依頼でした。

ナイジェリアは人口1億3千数百万人の内、67%が貧困層であり、80%は電気を利用していないそうです。水道の給水率は都市部63%に対して地方では28%、牛と人が同じたまり水を飲まざるを得ない状況も普通で、乳幼児の死因の大半は水因性疾病なのだそうです。
一年を通じて気温は高く、食料が腐敗しやすいために、家庭用の非電化冷蔵庫と非電化浄水器を切望しているそうです。

ウドエンさんは、アトリエに設置されている非電化冷蔵庫(本格型と、モンゴル版簡易型)や、ソーラークッカー式の簡易浄水(殺菌)器を見て「この2つでナイジェリアの大問題はすべて解決できる」と興奮していました。 


撮影:和智一郎


「日本製のハイテックの製品を大量に只でプレゼント‥‥」という従来型のODAではなく、「現地の企業家が作って国民が買う――この方が現地の環境や文化や産業や雇用が壊されないでいい。 非電化製品はローテックなので、現地で十分に作れる」というのが藤村の持論なのですが、こういう考え方でも意気投合しました。

具体的なテーマや進め方については、これから時間をかけて考えてゆくことになりますが、「いきなり国がらみとか、ビッグプロジェクトというやり方は避けたい。 先ずは個人的にナイジェリアの実情をじっくり実地見聞し、なるべく小さな即物的なプロジェクトから出発したい」という藤村の考え方は素直に理解されたようです。

アトリエからの景色(海を前景、夕焼けを背景にした富士山と眼下の御用邸)に感激し、再会を約束してウドエンさんは帰路につきました。

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