なぜ ?

 

呼吸に伴って肺から吸収される酸素の量は、1日約360リットル、重さにすると500グラム程度です。
  一方 飲まれた水は ほぼ100% 腸から吸収され 血液と一緒に 身体中を巡ります。  
 だから 水は 空気以上に きれいでなくては 困ります。 
 しかし、日本の水源は汚れ続け 殺菌のために混ぜられる塩素濃度は高くなる一方です。          

水道法施行規則(厚生省令)では 蛇口から出てくる水の遊離塩素濃度は 0.1mg/litter (約0.1ppm)以上と定められ
ています。 浄水場から離れたところでも0.1ppm以上にするために 浄水場では 1ppm程度になるように 次亜塩素酸
ソーダを混入します。
 だから 浄水場に近い場所では 塩素濃度は 1ppm近くになります。

 塩素は微生物に対しては強い殺菌力がありますが 1ppm程度なら人体には全く無害と言われています。
 しかし 1ppmの塩素で めだかや金魚は 直ぐに死にます。 全く無害と言われても 安心はできません。
 人間の腸内には無数の微生物が生息して 腸内バランスを整えていますが 腸に送られた塩素が 腸内の微生物
 に影響が無いとも 考えられません。 人間の皮膚の上でも 同じことが言えそうです。

 浄水場で混ぜられた塩素は 家庭まで送られてくる過程で 有機物と反応して トリハロメタンなどを生成します。
 トリハロメタンは肝障害や腎障害を引き起こすことが知られており、発癌性や催奇形性も疑われています。

 塩素やトリハロメタン以外にも 場所によっては 農薬や産業廃棄物からの化学物質が混入する懸念もあります。

 ですから 水道水中に含まれる化学物質は 確実に 除去しておきたいものです。
 直接の飲用だけではなく お茶や味噌汁用など 口から入って 腸に届く水は ノンケミカルでありたいですね。
 洗顔、洗髪、入浴など 皮膚に頻繁に触れる水も できれば ノンケミカルの方が いいと思います。 

 

  

   

 

 

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