おいしい 煎り方

 美味しいコーヒーを楽しむために必要なもの:手煎り焙煎器「煎り上手」・生豆・ガスコンロ・ざる等・ミル
       
まず、焙煎器に生豆を入れます。付属のスプーン1杯が1人分(約10g)です。 人数分の生豆を入れてください。
  また、お好みに合わせて量を変えてください。
      
ガスコンロで火にかけます。火力は中〜強火で炎の先端が焙煎器の底に届くくらいが最適です。
                           
火にかけたら、手首のスナップをきかせて左右に振ります。 軽く振るだけで大丈夫です。焙煎器の形状で生豆が回転します。
   生豆の色が黄味がかり、表皮がむけてきます。
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   青っぽい煙が出始め、生豆が薄茶色になり、表皮が舞い上がります。
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   3分ぐらいたつと、生豆の水分が飛び、軽くなります。
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   豆のはじける音「パチパチ!」が4〜5回続いたら火を消して余熱で仕上げます。
                

お好みの色に仕上がったら、すばやく焙煎器を逆さにし、
   金ざるなど乾いたお皿にあけて冷やします。
   注:豆の温度は200℃くらいありますので十分気を付けてください。
              

 豆全体を広げて冷やし、チャフ(豆の皮の燃え残り)や、色が白いままの豆(通称:死に豆)を取り除きます。
                  
 5分ぐらいしたらミルで挽きます。
               

   後はいつも通りコーヒーを淹れてください。
   ☆煎った豆は湿気を吸いやすいのでできるだけ飲みきってください。
   ☆煎り具合は、生豆の生産地・収穫年の含水量や保存状態により変わります。

煎り加減
   

焙煎 Roastコーヒーの芳醇な香りは焙煎という加熱反応によって生じるものです。
ローストの段階は大きく分けて浅煎り、中煎り、深煎りと3つあります。
浅煎りは、酸味が強く、成分中の有機酸素が多く残っていることが原因と言われています。中煎りは、苦味と酸味がバランスよく調和します。深煎りは、炭水化物がカラメル化して、苦味を強くします

 

焙  煎  度

煎 り 具 合

特   徴

  Light Roast
ライト・ロースト
極浅煎り 黄味がかった小麦色 香り、コクは薄い
  Cinnamon Roast
シナモン・ロースト
浅煎り 香りはやや良い。アメリカンスタイル
  Midium Roast
ミディアム・ロースト
中煎り 栗色 アメリカンスタイル
  High Roast
ハイ・ロースト
中深煎り ミディアムよりやや強い煎り方 香り、色とも良好
  City Roast
シティ・ロースト
深煎り 最も標準的な煎り方 日本人向き
  Full City Roast
フルシティ・ロースト
極深煎り シティよりやや強い煎り方 アイスコーヒー用
  French Roast
フレンチロースト
フランス風 焙煎が強く脂肪が表面に出ている。 黒く独特の香りがカフェオレ向き
  Italian Roast
イタリアン・ロースト
イタリア式 焙煎が極めて強く、豆は炭化し真黒 芳香はない。エスプレッソ、カプチーノ向き
 

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