非電化ポットは、ガスコンロでお湯を沸かす道具です。 ヤカンとよく似ていますがスコシ異なります。
ヤカンは、強火で沸かせば速く沸きますが、エネルギーの2分の1以上が逃げてしまいます。
弱火で沸かせば、エネルギー効率は高いのですが、時間が掛かり過ぎます。
沸かした後、ガスを止めると、直ぐにさめてしまいます。
食卓の上に置くには美観が気になります。 火傷も心配です。
電気ポットは押すだけでいつも適温のお湯が出てきて、便利の極みです。
しかし、適温を保つための電気代は膨大です
(中型ポットの方が大型電気冷蔵庫よりも電気を食うという話は事実です)。
水を注ぎ足して使うと、底に凝集物が溜まるのも気になります。
非電化ポットは、強火で沸かしても熱をほとんど外部に逃がさない構造です。
だから、ヤカンよりも2倍速く沸いて、ガス代は2分の1におさまります。 電気ポットの電気代と比べると10分の1以下です。
二重構造の上に、表面はセラミックのホーロ仕上げですから、魔法瓶に移さなくても、なかなか冷めません。
美しく作られていますから、そのまま食卓の上に置いてください。 触っても火傷の心配は要りません。
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