手作りロウソク

用意するもの

 ・ロウソクチップ

 ・芯の材料(太めの木綿紐、タコ糸、こよりetc.)

 ・サラダ油またはバター

 ・カップ(型用)

 ・クッキングホイル(アルミ箔)

 ・鍋(湯せん用)

 ・菓子作り用アルミカップまたは空き缶(ロウソク溶解用) 

 

手順

@芯の材料を用意する

  作りたいロウソクの高さよりも5cm以上長めの、太めの木綿紐またはタコ糸を用意する。

  木綿紐またはタコ糸が手に入らない場合は和紙かティッシュペーパーで紙縒り(こより)を作る。

Aカップを用意する

  カップは陶磁器、紙コップ、アルミカップ等、なんでもOK。

     上拡がりの形状のものが、成型後の「抜け」が容易。

図1 成型用の型 

Bカップの内側にサラダ油を塗る

   サラダ油またはバターをカップの内側にまんべんなく塗る

  カップの内側は完全に水切りしておく(ティッシュペーパーで拭いておくとよい)。

Cアルミ箔でテープを作る(型からの抜き取り用)

  クッキングホイルまたはアルミテープを幅1cm長さ20cm程度にハサミで裁断する。

  (図1手前のような抜け勾配の大きな型の場合は不要 ) 

Dアルミテープをカップの内側に付着させる

  成型後にロウソクをカップから外すためのものなので、

    十分に  長めにする。

  アルミテープの表側にもサラダ油を塗っておく。

  (図1手前のような抜け勾配の大きな型の場合は不要 ) 

 

図2 アルミテープを付着させた様子

Eロウソクを溶かす

  湯せん用の鍋に水を入れ、ガスコンロ等で加熱する。

  ロウソクチップを入れたアルミカップまたは空き缶に

     ロウソクチッ  プを入れ、湯せん用鍋に沈める。

  ロウソクチップが完全に溶けて液体状になったら加 熱を止める。

 

 

図3 湯せんの様子

F芯を作る

  用意した芯材を溶けたロウソクに漬けて、まっすぐ上に引き上げる。

  まっすぐの状態で固まるまで待つ。

図4(左) 芯を溶けたロウに漬ける

図5(右) でき上がった芯

G溶けたロウソクをカップに注入する

  火傷をしないように注意

図6(左) 注入中

図7(右) 注入完了

H芯を立てる

  ロウソクの周囲が固まり始めたら、Fで用意した芯を立てる

  タイミングを逸して硬くなりすぎたら、楊枝で孔を開けてから

    芯を立てる

 

 

図8 芯を立てたところ

I冷却する

  自然放置でも10〜30分で固まる(太さによる)

  水に漬けると速く冷却できる(予めカップを水に漬けた

      状態にしてから溶けたロウソクを注入する方がよい)。

 

 

図9 水で冷却する方法(カップを水に漬けたところ)

J型から抜く

  完全に固まったらカップからロウソクを抜く。

  指またはフォーク等でロウソクを回転させて、ロウソクがカップから浮いている状態を確認してから、

   アルミテープの両側を一緒に引いて、カップからロウソクを抜く。

  ※抜きそこなったら、フォーク等で斜めに突き刺して抜く。

      

K仕上げ

  形がイビツになったり、表面が滑らかでない場合は、カッターナイフで削る、あるいは角に丸みのあるプラスチック製品等

   でこする等して形状を整える。芯の長さも適当に切りそろえる。

      

L完成

                   図10 完成したロウソク

          図11 完成したロウソク

 (左の完成品をトースターで加熱して

  軟らかくしてから指で丸く変形)

   

     

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